CADCAM冠の適応はどんどん増えています。
2014年最初の導入時は小臼歯(4,5番目の歯)だけでしたが今では第一大臼歯(6番目の歯)、前歯も適応です。しかし全ての人ができるわけではありません。
第二大臼歯(7番目の歯)が左右上下4本生えていてしっかりと噛み合わせに不安がなければ適応となっていて1本でも欠けていたら適応外です。保険ではクラウン・ブリッジ維持管理料(補管)と言われる2年ルールがあります。つまり割れたり壊れたりしたら作り直せないから割れたり壊れたりしないような状況で、負担のかかる6番目や前歯は適応ではないですよ!ということです。これがCADCAM冠の保険適応のカラクリです。
金属アレルギーの方に関してはしっかりとパッチテストを受け医者からの診断がくだされれば保険でできることにはなっていますが、こちらも保険の2年ルールは存在するため適応でもオススメしないケースはあります。